(番組放送日:2014年3月27日)

※この情報は放送当時のものですので、現在は変更されている場合がございます。

体の痛みが改善さることで最近話題のペインクリニック。さまざまな痛みに悩む人々が訪れるなか、特に多い症状が“肩こり”。何をやっても改善せず、藁をも掴む思いで訪ねる人が多いのだといいます。
そんなペインクリニックでは、一体どんな治療が行われているのでしょうか?その全貌と痛みを改善する“肩こり解消体操”を紹介します。

富永喜代先生

今回教えてくれるのは富永ペインクリニック院長・富永喜代先生。痛みに悩む人を年間1万5千人診察する痛みのプロです。

ペインクリニックならではの肩こり治療とは

そもそも肩こりは、肩の筋肉の血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質が溜まることが原因。その結果、筋肉がこわばって痛みを感じてしまうのだといいます。

肩こりと乳酸

痛みを感じるといっそう筋肉がこわばるため、さらに痛みが増し、肩こりが悪化するという悪循環につながってしまうそうです。そこでまず、痛みを取り除くことでこの悪循環を断ち切るのが、ペインクリニックならではの治療法。そして、痛みを取り除く際に使うのが、こちらの“神経ブロック注射”。

悪循環
ブロック注射

神経ブロック注射とは、患部に麻酔薬を注射し、痛みを感じる神経の情報をブロックするもの。

とはいえ、麻酔というとその場しのぎのイメージが強いですよね。
しかし、このブロック注射には、一時的に痛みを止めるほかに重要な効果があるといいます。

そのメカニズムは、
(1)麻酔で痛みが無くなり、今まで痛くて動かせなかった筋肉が動かせるようになる。

麻酔を打つ

(2)すると、こわばっていた筋肉がほぐれ、血流が改善。痛みと凝りの悪循環から脱出

悪循環を断ち切る

つまり、ブロック注射を打つことで痛みが抑えられるだけでなく、肩こりそのものを解消するきっかけになるんです。

痛み改善のプロ直伝!肩こり解消体操

肩こり解消体操

ここからは痛み改善のプロ、冨永先生直伝の「肩こり改善体操」。たった1分で96%の人の肩こりが改善したという、その名も「こりトレ」。

こりトレ その1「首の付け根のこりを解消する体操」

(1)足を肩幅に広げる

足を肩幅

(2)耳の後ろのくぼんだ所に親指を当て、手のひらを広げて後頭部に押し当てる

耳の後ろ

(3)肘を閉じながら大きく息を吸い、肘を開きながら大きく吐く

肘を開閉

これを毎日1分間繰り返すだけで、首の付け根のこりを解消できるそうです。

こりトレ その2「肩甲骨のこりをとる体操」

必要な道具は100円ショップなどで手に入るラバーチューブ。

ラバーチューブ

その端を結んで、きつ過ぎない程度にたすきがけ。これで肩甲骨を正常な位置に保てます。正しい姿勢を脳に記憶させながら体操を行うのがポイントです。

たすきがけ

では、どうやって肩甲骨のこりをとるのかというと…

(1)足を前後に開き、腕を足とは逆の前後に伸ばす。

前後に伸ばす

(2)腕にひねりを加え、指をしっかり伸ばし、そして腕を内側へキュッと入れて3秒数える

しっかり伸ばす

(3)今度は左右を入れ替えて、同じようにキュッ!これを毎日1分間繰り返すことで肩甲骨のこりが解消されるそうです

※本記事の情報は特定の医師や医療機関への受診を推奨するものではありません。医師や医療機関へ受診はご自身の判断で慎重に行って下さい。