(番組放送日:2016年1月7日)

※この情報は放送当時のものですので、現在は変更されている場合がございます。

いつまで経っても寝付けない、眠りが浅くて、夜中に目が覚めるなど、睡眠の悩みを抱えている人も多いはず。現在、不眠症を患う人の数は、およそ2500万人!実に、5人に1人が悩んでいるんです。
ほかにも寝ている間に何度も呼吸が止まる、睡眠時無呼吸症候群など、深刻な悩みを抱えていらっしゃる方も・・・。そんな眠りの問題が「枕」を変えるだけで解決するんです!今回は枕外来を取材します。

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教えてくれるのは、神奈川県にある16号病院院長の山田朱織先生。予約はなんと、2ヶ月待ちという枕外来のプロフェッショナル。

体に合わない枕が及ぼす悪影

枕外来とは、その人に合った枕を処方することで睡眠や体の症状を改善する外来。実は合わない枕を使い続けると、不眠やいびき、無呼吸のみならず、肩こりや頭痛、腰痛になったりと体のあちこちに恐ろしい症状が出てきます。
さらに、驚くべき事実は・・・
山田先生曰く、99%ぐらいの人は合わない枕を使い続けているとのこと。これは驚くべき事実です。

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実際、多くの方が柔らかすぎるなど、体に合わない枕を使っている現状が!先生の言葉を借りると、まさに「地獄」のような状態で寝ているそうなんです。

「玄関マット快眠枕」の作り方

山田先生が言うには、ひとりひとりの体に合う枕は、買うことはできないんだそう。
とすれば、自分で作るしかありません。実は、自分の体に合う枕はどの家庭にでもある日用品で作ることができるんです。

ここで、今夜からグッスリ!「玄関マット快眠枕」の作り方をお教えします!

用意するのは、玄関マット1枚と、タオルケット、バスタオル。

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まずは、玄関マットを三折りにしたら・・・

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タオルケットを縦に1回、横に1回、折り畳み、最後に3つ折りにして、玄関マットに重ねたら完成。

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玄関マットは、しっかりとした硬さで、弾力性があり快眠枕に欠かせません。
そして、最も重要なポイントは、

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タオルケットの枚数を変え、高さを微調整すること。

体に合う高さの目安は、仰向けに寝た時に、呼吸しやすく首がラクに感じる高さ。

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もうひとつのポイントは、横に顔を向けた時、おでこ、鼻、アゴが一直線で、床と平行になるようにすること。

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高さが足りない時には、バスタオルを足して調整して下さい。自分の体に合った、ミリ単位の調整が重要になります。

首が美しいS字に改善

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体に合わない枕のため、不眠に加えて、肩こり、腰痛、頭痛、めまい、冷え症と、6つの悩みを抱えていた、とある患者さんの例では、枕が高すぎて頭が上がり、骨に負担がかかり、ズレた骨が神経や筋肉を圧迫していて、これが、肩こりや手足のしびれの原因になっていました。

体に合った枕とそうでない枕の差は、上の画像のように一目瞭然。階段上にズレていた首の骨が一直線になり、見るからにスッキリ!

さらに、急角度だった背骨の湾曲が緩やかになり美しいS字に改善されました。

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枕を替えるだけで、腰への負担まで減らすことができるんです。高さの合わない枕は気道を圧迫し、いびきや無呼吸の原因になっていましたが、高さを調節し、首の骨を一直線にすれば、呼吸がスムーズに。いびきや無呼吸もおのずと解消できるんです。

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そして枕の効果は寝返りの回数にも影響していました。一般的に、人は一晩で20回から30回、寝返りを打つといわれています。しかし、合わない枕を使っていたこの方の場合、その数は一晩でたったの5回。これほど少ないと体に重大な影響が…。

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実は、寝返りには、体の重みが一部の骨や筋肉に集中しないよう、負荷を分散させる効果があります。さらに、血液やリンパ液などの循環を促進させる役割も。

つまり、寝返りが不十分だと、それだけで体に負荷がかかり、さまざまな症状を引き起こしてしまうということ。合わない枕だと、寝返りを打つ際に、余計な力を使うため、回数が減るどころか、目が覚めてしまうことも。これが不眠につながっていたんです。

正しい枕に替えるとこれだけ健康状態も変わる!皆さんもお試しあれ!

※本記事の情報は特定の医師や医療機関への受診を推奨するものではありません。医師や医療機関へ受診はご自身の判断で慎重に行って下さい。